大谷翔平選手の元同僚でMLBのスター選手として知られているマイクトラウト選手に注目が集まっておりますね!
トラウト選手の凄さは何なのでしょうか?
今回はそんなマイクトラウト選手の凄さについてまとめていこうと思います!
最後までお願いします(^^♪
マイクトラウトの凄さって何?
走攻守の3拍子揃った選手
マイク・トラウトが評価される理由の一つは、打撃、走塁、守備のいずれにおいても一流のパフォーマンスを発揮できる「三拍子揃った選手」である点です。
具体的には、デビューから10年間で「通算打率.300以上」「出塁率.400以上」「長打率.500以上」「ホームラン300本以上」「盗塁200以上」というMLB史上でも前例のない記録を達成しました。
守備においても中堅手としての守備範囲や反応速度に加え、フェンス際の打球への果敢なアプローチで何度もチームを救ってきました。
走塁でも彼のスピードは目を見張るもので、盗塁成功数が高いだけでなく、ホームへの生還能力でも高い評価を得ています。
「どれか一つが飛び抜けている」のではなく、「すべてが高水準」というのがトラウトの真骨頂です。
OPSの高さ
現代野球において、打者の評価指標として最も重視されるのがOPS(出塁率+長打率)です。この数値が.900を超えれば「超一流」とされますが、トラウトは毎年ほぼ1.000をマークしてきました。
これは、安定して四球を選び、長打を打ち続けていることを意味します。
さらに特筆すべきは、その「安定感」です。一時的な好調ではなく、どのシーズンも安定して高いOPSを記録しているのです。
例えば、2019年には1.083というキャリアハイのOPSを記録し、MVPにも輝いていますが、それが“たまたま”ではないのがトラウトの恐ろしさです。
WARの高さ
WAR(Wins Above Replacement)は、選手がどれだけチームの勝利に貢献したかを示す総合評価指標です。
トラウトのキャリアハイは「10.5」。これは「平均的な選手に比べてシーズンで10勝多くもたらす」という異常な数値です。比較として、大谷翔平の2021年のWARは「9.0」、イチローが最多安打を記録した2004年が「9.2」です。
しかも、トラウトはこのMVPライン(8〜9)をほぼ毎年クリアしており、キャリア通算WARも76.1と他のレジェンド級選手に並ぶレベル。
しかもこの数値は、怪我でシーズンを棒に振った年を含んでいるのです。つまり、怪我さえなければさらに伸びていた可能性が高いということです。
近年のマイクトラウトは劣化してきている?
ケガの影響もあり成績が下降気味
トラウトは2021年5月に右ふくらはぎを痛め、シーズンのほとんどを欠場しました。
その後も怪我の影響で出場機会が限られ、かつてのようにフルシーズン活躍することが難しくなってきています。
実際に、出場試合数の減少に伴って成績も安定感を欠くようになりつつあり、「全盛期のトラウト」と比べると物足りなさを感じるファンも少なくありません。
また、2023年以降も手首や背中など複数の故障に悩まされており、コンスタントにプレーできるかが今後の焦点です。
33歳(2025年現在)という年齢も関係か
2025年現在、マイク・トラウトは33歳。
野球選手にとっては「ベテラン」と呼ばれる年齢に差し掛かっており、肉体的なピークを過ぎている可能性があります。
スピードや反応の速さが求められる中堅手というポジションでは、年齢による衰えの影響を受けやすいのも事実です。
とはいえ、これまでの成績と実績を考えれば、たとえ全盛期を過ぎたとしても「普通の選手よりは遥かに高いレベル」にあることに変わりはありません。
まとめ
今回は元大谷選手の同僚のトラウト選手の凄さについてまとめていきました。
マイク・トラウトの凄さは、一言で言えば「全方位的な強さと継続力」にあります。
走攻守のバランスの取れた能力、OPSやWARといった指標で見える圧倒的な成績、そしてそれを10年以上も維持してきた安定感。これほどの選手はMLBの歴史上でも数えるほどしかいません。
近年は怪我の影響や年齢による衰えも指摘されていますが、それでもなお「MVP級」と評価されるだけの実力は残っています。
今後のキャリアがどう推移するかは未知数ですが、彼がMLBの歴史に名を残す伝説的プレイヤーであることは間違いありません。
最後までありがとうございました(^^♪
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