藤浪晋太郎さんの日本球界復帰が話題になっておりますね。
藤浪さんはノーコンで有名ですがそれはいつからなのでしょうか?
今回は藤浪さんのノーコンがいつからでその原因はなぜなのかについて調査をしていこうと思います。
最後までお願いします(^^♪
藤浪晋太郎のノーコンはいつから?
きっかけは2015年シーズンからの可能性が高い
藤浪晋太郎投手の「ノーコン(ノーコントロール)」問題が表面化し始めたのは、2015年シーズンが大きな転機だったと考えられます。
この年、広島カープとの試合で黒田博樹選手に対して2球連続で内角球を投げ、黒田選手の怒りを買って一触即発の状況に発展。結果的に乱闘寸前にまで至りました。
この出来事がきっかけで藤浪選手は精神的なショックを受け、それ以降、制球難に悩まされるようになったと見られています。
いわゆる「イップス」の初期症状がこの頃から出ていたのではないかと指摘する声も少なくありません。
投手にとって、マウンド上でのメンタルバランスは非常に重要であり、精神的ダメージがフォームや投球精度に大きく影響するケースは過去にも多々ありました。
2016年シーズン中に目立つように
2016年になると、藤浪選手のノーコンぶりが明確に数字として表れ始めます。
7月には1試合で5死球・8失点を記録し、翌2017年4月には9死球を与えるなど、死球が多発。
特に2017年のヤクルト戦で畠山和洋選手に死球を与え、両軍ベンチが飛び出す事態にまで発展したことで、社会的にも注目を集めました。
このような出来事から「藤浪=ノーコン」というイメージが定着し、メディアでも頻繁に取り上げられるようになりました。もはや一時的な不調では済まされない、長期的な問題として扱われるようになったのがこの頃です。
藤浪晋太郎はなぜノーコンに?
イップスがきっかけ
藤浪選手の制球難について、最も有力な原因のひとつとされているのが「イップス」です。
イップスとは、精神的なストレスやトラウマが原因で、身体の動きに不具合が生じる症状のこと。特にプロスポーツ選手に多く見られます。
前述の2015年の黒田博樹選手との一件が、藤浪選手にとって大きなトラウマになった可能性が高く、その後の投球に強い不安を持つようになったとされています。
MLBスカウトの中には「野球を辞めるまで治らない」とまで述べるほど、症状の深刻さを指摘する声もあります。
ただし、藤浪選手本人は「自分はイップスではない」と明言しており、あくまで精神的な問題として片づけられることに強く抵抗感を示しています。
細かいバランスの崩れ
ノーコンの要因には、身体的なバランスの崩れも無視できません。
2019年・2020年に臨時コーチを務めた山本昌氏は、藤浪投手のフォームに対して具体的なアドバイスを行いましたが、複数のトレーニング法を取り入れるなかで、自身の本来のフォームを見失ったとも言われています。
また、阪神時代には頻繁な首脳陣の交代や指導方針の不一致などもあり、技術的な安定を得るのが難しい環境にあったことも影響していた可能性があります。
技術力不足
藤浪選手は高校時代から圧倒的な投球で注目され、プロ入り後も高評価を得ていましたが、フォーム修正への取り組みが結果に結びつかず、「天性の能力に頼っていたが、基本的な投球技術が不足していたのではないか」との指摘もあります。
また、阪神のOBや評論家からは、「若くして酷使されすぎた」「技術面ではなくメンタルの問題だ」とさまざまな声が上がっており、技術と精神面の両面において課題があったことが浮き彫りになっています。
藤浪晋太郎のノーコンは改善される?
明確な改善は困難な可能性
現在の藤浪選手の状態を見ても、完全な制球改善には至っておらず、死球や与四球の多さも相まって、メジャーでも信頼を得るには程遠かったようで日本球界復帰という形になりました。
一部専門家からは「イップスならば根本的な克服は難しい」との声もあり、精神的なプレッシャーや過去のトラウマが完全に払拭されていない可能性が指摘されています。
また、メジャーという異国の地で、言語の壁や孤独感といった新たな精神的負担も無視できません。
ノーコンありきでの配球によって復活の可能性も
ただし、完全に悲観的な見方だけではありません。
藤浪選手自身も、これまでにフォームの修正や配球の工夫によってある程度の復調を見せた時期がありました。
一例として、中継ぎ転向後に藤川球児氏の助言を受けて投球の幅を広げたことがあります。
彼のような特性を活かすには、「ノーコン前提」の投球スタイル、例えば四隅を狙わずゾーン内で勝負するスタイルや、打たせて取る意識を高める配球術など、新たな方向性が必要かもしれません。
今後のベイスターズの環境次第では改善の兆しが見える可能性も十分にあります。
まとめ
今回は藤浪晋太郎選手のノーコンはなぜなのかについて調査をしていきました。
藤浪晋太郎選手のノーコン問題は、一言で語れるような単純なものではありません。
その発端は2015年の黒田博樹選手との一件にあり、以降、精神的なダメージや身体的疲労、フォームの迷走、技術的課題、環境要因といった多くの要素が複雑に絡み合っています。
現状では、明確な改善は見えていないものの、藤浪選手には一度ノーコンを乗り越えた実績もあり、希望は残されています。
今後、周囲の理解と支え、そして本人の精神的な安定と再構築がなされれば、制球難を乗り越える日が来るかもしれません。
ファンとしては、その日を信じて見守りたいところです。
最後までありがとうございました(^^♪
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