メジャーリーグの日本開催に向けてMLB球団とNPB球団の練習試合が注目を集まておりますね。
そんな中でMLB球団の攻撃の際に使用されているNPB球がやはり飛ばないのではとの噂が多く上がっておりますね!
今回はMLB球とNPB球の違いについてまとめていこうと思います!
最後までお願いします(^^♪
NPB球はMLB球よりも飛ばない?
選手の体感ではそのように感じている
NPBとMLBのボールには微妙な違いがあり、選手たちの体感にも大きく影響しています。
たとえば、2025年のカブス対阪神戦では、カブスの選手たちがNPBのボールに違和感を覚えたといいます。
MLBで使用されているボールに比べ、NPBのボールは打球が思ったよりも飛ばず、鈴木誠也選手が打った打球がセンターフライに終わったことについて「MLB球なら2%の確率でアウトになる」というデータも紹介されています。
MLBのファンからも「クレイジーだ」と驚きの声が上がったほどです。
こうした選手の実体験が、「NPB球はMLB球よりも飛ばない」という印象を強めているようですね。
実際に反発係数が違う
選手の感覚だけでなく、実際に反発係数にも明確な違いがあるようです。
NPBでは2011年に反発係数を抑えた「統一球」が導入され、ホームラン数が激減しました。
その結果投手戦が増える結果となりました。
一方、MLBのボールは反発係数が高く、打球がより遠くまで飛びやすいのが特徴です。
この違いは、ホームランの出やすさに直結しており、MLBの方が長打が生まれやすい傾向にあります。
そのため、日本人投手がMLBに移籍すると、最初はボールの違いに苦労することも多いと言われています。
NPB球とMLB球の違いは?
規格は世界共通
NPBとMLBのボールは基本的には国際的な野球規則に基づいて製造されています。
大きさや重さには規定の範囲があり、NPBのボールは約141.7g、MLBは約148.8gと、わずかな差が存在します。
しかし、この微妙な違いが試合の展開に影響を与える場合もあります。
ボールの質感に違いがある
質感については、製造メーカーの違いによって差が生まれています。
NPBのボールはミズノ製で、縫い目が高く設計されており、変化球がかかりやすい特徴があります。
一方、MLBのボールはローリングス社が製造しており、縫い目が低めになっています。
そのため、直球の速度が出やすくなります。この違いは投手の投球スタイルに影響を与え、NPBでは変化球主体のピッチングがしやすく、MLBでは直球の威力が際立つ傾向があります。
選手からはNPB球の方が硬いと感じる意見も
選手の声としては、「NPBのボールの方が硬い」という意見が多く聞かれます。
特にMLBに移籍した日本人選手は、MLBのボールが「柔らかい」と感じることが多いそうです。
これにより、打撃時の感覚や守備時の捕球感覚にも違いが生まれ、適応に時間がかかるケースもあります。
日本の選手にとっては、NPB球の硬さに慣れているため、MLBでの適応が大きな壁になることもあるようです。
まとめ
今回はNPB球とMLB球の違いについてまとめていきました。
NPB球とMLB球には、反発係数や質感、縫い目の高さなど、細かな違いが存在します。
選手たちの体感としても、NPBのボールは「飛ばない」「硬い」と感じられることが多いようです。
実際、反発係数の違いは試合展開に大きく影響し、MLBでは長打が生まれやすい一方、NPBでは投手戦が多くなる傾向があります。
ボールの違いは選手の適応にも関わるため、MLBへの移籍を考える選手にとっては重要なポイントと言えるでしょう。これらの違いを知ることで、日米野球の奥深さがより理解できるのではないでしょうか。
最後までありがとうございました(^^♪
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