巨人のエースとして活躍している戸郷翔征選手の不調が目立っておりますね。
2025年シーズンが開幕して3試合連続で失点しており調子も上がってきておりません、、
不調の原因はなぜなのでしょうか?
今回はその原因について考察をしていこうと思います。
最後までお願いします。
戸郷翔征の不調の原因はなぜ?
投球の癖を研究されていた
戸郷翔征投手が直近の試合で苦しんだ背景には、「投球時の癖を完全に読まれていた」ことが大きく関係していそうです。
阿部慎之助監督は試合後、「たぶん癖を全部わかっていたから。あれじゃあ打撃投手」と辛辣に指摘しておりました。
積極的に盗塁を仕掛けられる場面も多く、これはモーションの癖を見抜かれていた証とも取れます。
戸郷投手自身も「もう一度映像を確認していきたい」と振り返っており、完全に研究されたことを認める形になっています。
プロの世界では、1年ごと、試合ごとに対策が進みますが、それに打ち勝つだけのアップデートが必要であることが改めて突きつけられた一戦となりました。
改めて各球団のデータ分析の凄さが分かりますね。
球のキレが落ちている
もう一つ明らかなのは、直球の威力が今季はやや落ちている点です。
ここ数試合はストレートの球速が140キロ前半の球も多く見られております。
昨年まではキレのあるストレートとフォークのコンビネーションで打者を封じてきた戸郷投手ですが、この試合ではフォークを見極められるシーンも目立ちました。
阿部監督は「142、3キロじゃ相手も“今日は調子悪い”と思ってくる」と語っており、速球派としては致命的な兆候です。
フォームやタイミングのズレ、もしくは開幕直後で出力が上がりきっていない可能性など、複合的な原因が考えられますが、少なくとも「球の質」は昨年より低下している印象です。
キャッチャーが大城選手ではないため
戸郷投手の信頼する捕手といえば大城卓三選手の名前が挙がります。
過去に最も多くバッテリーを組んできた存在であり、試合の中でも微妙な変化や心理的な支えとなってきました。
2025年シーズンでは新加入の甲斐捕手とのコンビを組んでおり、戸郷投手が本来の落ち着きを欠いていたという可能性も考えられます。
実際、ピンチの場面でも「頭の中が整理できていなかった」と本人も振り返っており、バッテリーの呼吸が合っていなかった可能性も否定できません。
投手と捕手の信頼関係が微妙なバランスで成り立っていることを考えると、今後の起用にも一工夫が必要でしょう。
戸郷投手にとっては甲斐捕手との相性がどうこうというより、大城捕手との相性がいいと感じているのでしょうね。
今後の戸郷選手はどうなる?
2軍で一度再調整をする
直近の試合では短いイニングでの降板や多くの失点という、戸郷投手にしては非常に厳しい結果となっております。
開幕から3戦連続で勝ち星がないのはプロ入り後初めてで、戸郷投手にとっても大きな節目となりそうです。
こうした状況を打破するには、一度2軍でフォームや球の質、さらには投球リズムまで徹底的に見直す再調整も視野に入るでしょう。
幸い、大きなケガはなく、体調的な問題はないようですので、数試合を使ってコンディションを整え直すのは建設的な策です。
捕手を好相性の大城選手に変えて登板
精神的な安定感という点でも、やはり大城選手とのバッテリー復活は一つのカギになるでしょう。
これまでの実績からも、大城捕手と組んだ試合ではテンポが良く、粘りの投球が見られることが多いです。
阿部監督としても、投手のコンディションや癖の矯正だけでなく、「誰と組ませるか」によって結果が変わることを十分に理解しているはずです。
次回の登板で大城選手とバッテリーを組むかどうかが、一つの注目ポイントになりそうです。
まとめ
今回は2025年シーズンの戸郷選手の不調理由について考察をしていきました。
戸郷翔征投手の不調には、複数の要因が重なっていると思われます。
他球団によって研究された投球フォームの癖、落ち気味の球速と球威、そして信頼厚い捕手との不在。どれか一つではなく、それらが複合的に作用したことで、らしさのない内容となっているのかもしれません。
ただし、これまでも不調からの復活を遂げてきた実績があります。
若干25歳という年齢を考えれば、ここからもう一段階成長するチャンスでもあるでしょう。
今後は調整登板やバッテリー再編などを通じて、早期の立て直しが期待されます。
最後までありがとうございました(^^♪


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