横浜DeNAベイスターズの中心選手である山崎康晃選手の不調が気になる方も多いのではないでしょうか?
なぜ山崎選手は近年不調が続いているのでしょうか?
今回は山崎選手の不調の原因について調査をしていこうと思います。
最後までお願いします(^^♪
山崎康晃は劣化した?
年齢を重ねて全盛期の輝きはなくなった
山崎康晃投手は現在32歳。
プロ入り当初の輝きと比べると、年齢の影響は少なからず見受けられます。
2022年には自己最多タイの37セーブを記録し、復活を印象づけましたが、2023年途中からは成績が下降し、2024年には38試合でわずか4セーブにとどまりました。
球団史上8人目となる200セーブを2022年に達成して以降、250セーブまで残り19という中で、その道のりは非常に険しいものとなっています。
かつては試合終盤を安心して任せられる絶対的守護神として君臨していた山崎投手ですが、今ではクローザーを他の投手に譲り、主にビハインドや同点の場面での登板が多くなりました。
年齢による反応速度や回復力の低下は否めず、「ヤスアキジャンプ」が9回ではなく7回や8回に行われることが定着しつつあるのも象徴的です。
体形も太ったことでキレがなくなった
ここ数年で山崎投手の体形にも変化が見られ、以前よりも丸みを帯びたシルエットになったことは否定できません。
太ったことによる体の重さは、フォームのキレや敏捷性に影響を与えている可能性があります。
特にセットポジションからの素早い動きや、リリース時の鋭さが若干落ちて見えるのは、体形の変化が一因と考えられます。
もちろん、体格の維持は選手によって個人差がありますが、山崎投手の場合、元々コンパクトで俊敏な動きが魅力だっただけに、その変化はパフォーマンスにも如実に表れている印象です。
山崎康晃の不調の原因はなぜ?
加齢や体形の変化
前述の通り、年齢や体形の変化が投球フォームや球威に影響していることは明らかです。
特に登板数が増えると疲労が蓄積しやすくなり、それがコントロールミスや球速の低下として表れています。
リカバリー能力が落ちる中で、連投や接戦での登板には限界が見え始めています。
投球スタイルが研究された
山崎投手の代名詞といえば、落差の大きな「亜大ツーシーム」。
しかし近年は、このツーシームがセ・リーグ各球団に研究され、見逃し対応されるケースが増えました。
特に2017年から導入された「菅野ゾーン(ストライクゾーンの変化)」により、縦に大きく落ちるボールがボール判定されやすくなり、投球スタイルの再構築を迫られました。
その結果、打者が手を出さなくなったツーシームは、空振りが取れず、むしろカウントを悪くして痛打されるリスクが高まりました。
2020年以降は特にこの傾向が強まり、21年は成績も大きく落ち込みました。
ストレートの威力の低下
本来、速球で空振りが取れるタイプではない山崎投手ですが、それでも以前は伸びのあるストレートで押し込む場面もありました。
しかし現在は、そのストレートも空振りが取れず、見極められてしまう場面が多くなっています。
特に内角へのストレートで押し切れないと、ツーシームに頼らざるを得なくなり、結果的に相手打者の術中にはまってしまう傾向にあります。
今後の復活へのカギは?
投球スタイルの変化
現在の打者はツーシームを警戒して待つ姿勢があるため、山崎投手自身も投球スタイルを再考する必要があります。
具体的には、カットボールやナックル、カーブといった新しい球種の活用が鍵になるでしょう。
特にナックルやカーブは、「実は変化が大きくて有効」との評価もあり、ワンポイントでの使用が効果的と考えられます。
また、内角高めへの強気な配球も有効です。
危険は伴いますが、外角低めが厳しく判定されやすい現在では、あえて内角を突いて打者を押し込む投球こそが復活への糸口になります。
肉体改造
かつてのキレと俊敏さを取り戻すには、体形の見直しと肉体改造が不可欠です。
特に体脂肪率を下げ、よりシャープな動きを取り戻すことが、今後のパフォーマンス向上に直結します。
32歳という年齢は決して限界ではなく、むしろトレーニング次第で今以上のコンディションに仕上げることも十分可能です。
ストレートの復活
ツーシームだけに頼らず、ストレートで打者を押し込めるようになれば、山崎投手の投球幅は大きく広がります。
特に内角高めへのストレートや、外角低めにズバッと決まるストレートは、打者にとって厄介なボールになります。
かつてのように空振りが取れなくとも、「見せ球」としての活用ができれば、他の変化球とのコンビネーションが生きてくるでしょう。
まとめ
今回は山崎康晃選手の不調の要因について調査を進めていきました。
山崎康晃投手は、確かに年齢や体形の変化、そして投球スタイルの研究により全盛期の姿からは遠ざかっているように見えます。
しかし、ツーシームに代わる球種の導入や、ストレートの磨き直し、そして何より肉体の見直しによって、再び「守護神」としてマウンドに立つ可能性は十分にあります。
かつてのような完璧な抑えではなく、「同点にされない」「逆転されない」という現実的な投球を目指すことで、山崎康晃は新たな形での復活を遂げるかもしれません。
ファンとしては、その日をもう一度信じて、ヤスアキジャンプを待ち続けたいところです。
最後までありがとうございました(^^♪
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