2025年7月19日の横浜ベイスターズと中日ドラゴンズの試合の中で起きた出来事がSNSで話題になっておりましたね。
話題となっていたのは『牧前ヒット』というワードです。
一体どういった意味なのでしょうか?
今回はその言葉の意味を解明していこうと思います!
最後までお願いします(^^♪
『牧前ヒット』とはどういう意味?
一見すると普通の内野ゴロがヒットになってしまったこと
「牧前ヒット」とは、本来であればアウトにできたはずの平凡な内野ゴロが、なぜかヒットとして記録されてしまう現象を指します。
特に、セカンドを守る牧秀悟選手の守備範囲に飛んだ平凡な打球で、処理が遅れることで打者が一塁を駆け抜けセーフになる場面で使われます。
打球自体は難しくないにも関わらずヒットになる、という「不可解さ」や「残念さ」がネット上で揶揄され、「またか……」というファンのため息とともに定着していきました。
こうした場面が過去のベイスターズ選手の間で何度も繰り返される中で、「~~の前に飛んだらヒット」という意味合いをこめて、「牧前ヒット」と呼ばれるようになったようですね。
ベイス★ボールという枠でとらえられている
この言葉は単なる選手批判というより、「ベイス★ボール」という独自の世界観の一部として広がっています。
「ベイス★ボール」とは、横浜DeNAベイスターズが試合中に見せる、想定外の守備やエラー、混乱したプレーなどを総称して、ネット上でユーモアを交えて使われる言葉です。

「牧前ヒット」もその象徴のひとつで、DeNAファンの間では半ば自虐的に、けれど愛情をこめて語られています。
つまりこれは、単なるミスの記録ではなく、ファンが感じる“期待と裏切りのループ”のような感情が反映された文化的な用語とも言えるのです。
『牧前ヒット』という言葉が誕生したのはなぜ?
きっかけは倉本選手のプレーにさかのぼる
「牧前ヒット」という言葉のルーツをたどると、2018年5月29日に行われた楽天戦での、当時の遊撃手・倉本寿彦選手のプレーにたどり着きます。
この試合で、楽天・茂木栄五郎選手の打った速い内野ゴロを倉本選手が正面で捕球したものの、送球が一瞬遅れたために茂木選手がセーフになってしまったという出来事がありました。
このような「なんでもないプレーがヒットになる」場面に、ファンやネット民は強い印象を受け、「またか」「これが倉本」といった声が広がりました。
倉本選手自身も当時のもやもやした心理状況がプレーに影響していたことを振り返っており、この一件をきっかけに「倉本ゾーン」「倉本内野安打」といった言葉がネットで生まれていきます。
ネット民の盛り上がりが様々な言葉を誕生させている
このような言葉が生まれた背景には、ネット上のコミュニティ、特にSNSを中心とした“プロ野球語録”の盛り上がりがあります。
ファンたちは実際のプレーを実況しながらユーモアや皮肉を交えて言葉遊びを行い、特定の選手や状況に対して独特の呼称を付けていきます。
倉本選手に対する用語が時を経て「牧前ヒット」と変化したのも、こうしたファン文化の自然な進化のひとつです。
現役選手である牧秀悟選手がセカンドを守る中で、似たような現象が繰り返されるたびに、「またヒットか……」という反応がネットにあふれ、その積み重ねが新たな言葉を生み出していったのです。
まとめ
今回は牧前ヒットという言葉について調査をしていきました。
「牧前ヒット」は、平凡な内野ゴロがヒットになるという、野球ファンからすれば“がっかりする瞬間”を象徴する言葉であり、横浜DeNAベイスターズ特有の守備ミスや混乱を表す「ベイス★ボール」の一端として浸透しています。
この言葉の起源は、2018年の倉本寿彦選手のプレーにさかのぼり、そこからネット上で独自の野球用語として発展してきました。
そして、現在では牧秀悟選手の守備範囲でも似たようなプレーが繰り返されることから、「牧前ヒット」という新たな形で使われるようになっています。
単なる皮肉ではなく、長年チームを見守ってきたファンによる“愛あるツッコミ”であり、野球文化に根差したユーモラスな言葉。それが「牧前ヒット」なのです。
皆、選手一人一人が全力でプレーしていることを分かっての事なのでしょう!
今後も選手一人ひとりの活躍を信じて応援をしていきましょう!
最後までありがとうございました(^^♪
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