横浜Denaベイスターズのバウアー選手が1勝目をなかなか掴むことができておりませんね。
なぜバウアー選手は勝てないのでしょうか?
今回はその理由について考察をしていこうと思います。
最後までお願いします(^^♪
バウアーが勝てない理由はなぜ?
他チームに研究されている
バウアーは4月22日の阪神戦で7回を投げて9安打4失点という結果でした。
三浦監督も「我慢の投球」と評価するように内容自体は大崩れではなかったものの、相手の阪神打線に巧みに攻略された形となりました。
特に印象的だったのは、初球やファーストストライクを狙い撃ちされた点で、許した9本のヒットのうち3本が初球打ちというデータからも、打者が狙い球を明確に定めていたことがうかがえます。
また、奪三振がわずか2つにとどまったことも、阪神打線が「三振を避ける意識」を徹底し、バウアーの球種や配球パターンを分析していた証拠とも言えそうです。
ナックルカーブの連投を狙いすました佐藤輝明選手のタイムリー二塁打など、研究の成果が結果に表れているように見えます。
不調により細かいコントロールがアバウトになっている
バウアー選手自身も「ナックルカーブが甘く入ったのが悔やまれる」「真ん中高めに浮いたストレートを痛打された」と語っているように、要所での失投が失点に直結している印象です。
佐藤選手に許した三塁打や、近本に浴びた本塁打はいずれも「浮いた球」。彼の武器である変化球やストレートが本来の制球を欠いていることは、数字以上に深刻な課題かもしれません。
さらには、「凡打の当たりがヒットになった」「守備は悪くなかったが打球が抜けてしまった」と語る場面もあり、本人の中で“運の悪さ”という意識もあるようですが、それだけで済ませられないコントロールの問題も見え隠れします。
登板間隔がバラバラであるため調整が難しい
登板間隔が不定なバウアー選手にとって、シーズン序盤のコンディション調整は容易ではありません。
3月以降、登板間隔が安定せず、調整のリズムを掴みきれていないことも一因として考えられます。
実際、試合を重ねるごとに球速は徐々に戻ってきており、阪神戦では最速155キロをマークするなど、身体の状態は改善しつつあるように感じます。
しかし、リリースポイントの安定感やテンポ、球種の切れといった細部がまだ本調子には戻っていないことが、結果として勝ち星に繋がっていない要因となっていると考えられそうです。
課題を克服して今後は勝ち星を重ねてくるという期待も
2023年シーズンも尻上がりに調子を上げていた
2023年シーズンでも、バウアー選手は序盤こそ苦しんだものの、夏場以降に調子を上げ、最終的にはリーグ屈指の安定感を見せてくれました。
投球内容が安定し、打線の援護にも恵まれるようになると、勝ち星は自然とついてきた経緯があります。
今回も、似たような形で少しずつ歯車が噛み合っていく可能性は十分にあるでしょう。
研究熱心であるため負け続けでは終わらないとの期待も
バウアーといえば、メジャー時代からも有名な「研究家タイプ」。
自身の投球映像を詳細に分析し、球質や配球パターンを調整し続ける努力家でもあります。
今回のような連敗にも、感情的にならずに冷静に問題点を言語化し、次の登板に活かそうとする姿勢は、まさにバウアー選手の真骨頂と言えるでしょう。
このままズルズルと調子を落とすタイプではなく、「負けたままでは終わらない選手」であることを知っているファンにとっては、今後の逆襲がむしろ楽しみになってくるタイミングかもしれませんね!
まとめ
今回は横浜Denaベイスターズのバウアー選手が勝てない理由について考察をしていきました。
バウアーが勝てない理由は、一つではなく複合的なものであると考えられそうです。
対戦チームの徹底的な研究、コントロールの微妙な乱れ、そして調整の難しさ。どれもが小さなズレとなって積み重なり、結果的に白星を逃しているという構図です。
しかし、2023年シーズンの後半戦のように徐々に調子を上げていくことや、彼のストイックな分析力・改善力を考えれば、決して悲観的になる必要はありません。
むしろ、次の登板での修正と、復活の一勝に大きな期待を寄せたいところです。
最後までありがとうございました(^^♪
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