ドジャースが払ったぜいたく税って何?メジャーの格差改善のルールだった

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ドジャースが1億301万6000ドル(約161億円)のぜいたく税を支払う事になったと明かされておりますね。

ぜいたく税とはいったい何なんだと気になった方も多いのではないでしょうか!
今回はドジャースが支払ったぜいたく税について解説をしていこうと思います!

最後までお願いします(^^♪

目次

ぜいたく税ってどんなシステムなの?

ぜいたく税とは何?

メジャーリーグベースボール(MLB)における「ぜいたく税」とは、正式名称を「競争力税(Competitive Balance Tax, CBT)」といい、特定のチームが選手の給与に費やす総額を規制するために設けられた課税制度のことを言います。

この制度は、サラリーキャップ(年俸総額の上限)とは異なり、目標年俸基準額を超過した場合に追加課税を課すことを示している制度です。

資金力の豊富な球団が高額な給与を提示して有力な選手を集める一方で、経済力の限られた小規模球団が優秀な選手を保持できないという状況を防ぐのが目的のようです。

このように、ぜいたく税はMLB全体の競争の公平性を保つための重要な仕組みのようです。

ぜいたく税の仕組みは?

毎年、MLBコミッショナー局が各チーム共通の目標年俸基準額を設定します。
この基準額を超えたチームは、以下の条件に基づき追加税を支払う必要がでてきます。

※2024年シーズンの基準額は2億3700万ドルでした。

  • 初回の超過: 超過額に対して20%の課税。
  • 2年連続超過: 超過額に対して30%の課税。
  • 3年連続以上の超過: 超過額に対して50%の課税。

さらに、超過額が特定の基準を超える場合、追加料金が課されます。
たとえば、基準額を2,000万ドル以上超過した場合は12%、4,000万ドル以上では最大で60%の追加課税が適用されることになっているようです。

また、一度基準額を下回ると、課税率はリセットされる仕組みになっております。
この税金から集められた資金は、選手の年金や、野球の普及活動のために利用されているようですね。

目的はメジャーリーグでの戦力格差を改善するため

ぜいたく税導入の背景には、各球団の資金力による戦力格差を是正する目的があったようです。

1994年のストライキを契機に、資金力の差がリーグ全体の競争の不均衡をもたらす問題が浮き彫りとなりました。
これを受け、1996年に団体交渉協定によってぜいたく税が導入されることになったようです。

この制度の導入により、小規模球団も競争力を維持できる環境が整い、MLB全体のバランスを図る仕組みが確立されました。

しかし、資金力のある球団がぜいたく税を無視して高額契約を結び続けるケースや、長期契約による課税回避といった抜け道が存在し、MLB内部でも議論が続いているというのが現状としてあるようですね、、

ドジャースの2024年シーズンの総年俸は?

引用元:JSPORTS

ドジャースの2024年シーズンの総年俸が凄い

ドジャースの2024年シーズンの総年俸は3億5301万5000ドル(約556億5000万円)となっております。

とてつもない額ですね、、

今回のぜいたく税に関して

  • 超過額:約1億1600万ドル(約180億円)
  • ぜいたく税:1億301万6000ドル(約161億円)

参考までに日本プロ野球界と比較(2024年)

セリーグ

  • 巨人:約37億5000万円
  • 阪神:約34億1000万円
  • ヤクルト:約30億円
  • 横浜:約26億7000万円
  • 中日:約25億4000万円
  • 広島:約24億5000万円

セリーグ合計:約178億円

パリーグ

  • ソフトバンク:約40億1000万円
  • オリックス:約26億8000万円
  • 楽天:約26億4000万円
  • 西武:約24億3000万円
  • ロッテ:約21億1000万円
  • 日ハム:約20億5000万円

パリーグ合計:約159億円

2024年シーズンのセリーグとパリーグの合計年俸を足してもドジャースの総年俸には及ばないんですね、、

まとめ

今回はメジャーリーグのぜいたく税に関してまとめていきました。

最後までありがとうございました。

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